伊賀牛の肥育・販売と完熟牛糞堆肥の製造販売

伊賀牛生産 奥田ゴールドファーム
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肥育方針

その昔の日本において、牛は畑を耕したり荷物を運んだりという役牛として、また乳を採るための乳牛として生まれ育てられてきました。
そして近年では、人間の食糧になるべく肉牛として生まれ育てられています。
人間のために働き続けなくてはならない役牛と頻繁に妊娠させられ乳を搾り取られる乳牛と比べた場合、肉牛はどう思うのかとどちらが幸せなのでしょう。
牛は心はあっても言葉が話せませんので真偽はわかりません。

肉牛はこの世に生を授かった時点で、人間に殺され、人間に食べられる運命にあるのです。
だからこそ、その牛の命のある限りその牛に限りない愛情を注ぐことが私たちの一番大事な使命だと思っています。
病気になって死ぬことが無いように、おいしい餌を食べて健やかに育つように、ストレスのない毎日を過ごせるように。
そのように育てられた牛は、結果的に人間においしいさを提供さするという肉牛の持つ使命の全うを果たすことになります。

毎日、「奥田ゴールドファームで育てられてよかった」と牛に思ってもらいたい一心で牛に向き合っています。

肉牛への感謝の思い

当社の牧場には「畜魂碑」があります。
生産者として肉牛の世話をする喜びを与えたくれたことへの感謝、そして肉牛がいたからこそ仕事が出来てきたことへの感謝、そして消費者の一人としてとして、おいしい肉があっての我々人間が元気で活動的に笑顔で暮らしていけていることへの感謝、それらの感謝の気持ちを表すためのものです。

食卓の上の肉を見て単に「おいしい食べ物」と考えないください。
その牛の運命、そして使命がどのようなものであったかを考え、出生、肥育、屠畜、解体までの行程で、そこに携わった人々の尽力を考えた場合、食卓に上がった肉は単においしい食べ物ではなく、私たちの心を動かす深い感謝の思いが湧いてくるのではないでしょうか?
「ありがたい」「いただきます」という気持ちが自然と生まれて来ます。

私たちはこれからも「ありがたい」「いただきます」と思ってもらえる肉づくりに励んでまいります。

いただきますということ

 食べ物が満ちあふれている時代に、食べ物のありが
たみを伝えることは難しい。食べ物を粗末にしてはな
らないと、教えることは難しい。
 その食べ物が、既に粗末にされている。日本の
1年間の食品は廃棄量は2,000万トン以上。1人
1日1,800Kcalで生活している発展途上国での
3,300万人の年間食料に相当する。そんな時代に、
どのようにして食べ物のありがたみを伝えるか。
「命」でしかないのだと思う。
 私たちは食べ物を食べて生きている。生きることは
食べること。すべての食べ物は命だ。肉も魚も野菜も
米も、すべてが種を残そうとする生命体だ。
 人が生きるということは、命を頂くこと。殺すこと。
 私たちの命は、多くの命に支えられている。それを
実感したときに、食べ物のありがたみが分かる。食べ
物を粗末にしてはならないと分かる。

『いのちをいただく』より引用
著者:内田美智子 発行:西日本新聞社